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優れたワインライターを称える権威のあるコンクール「ルイ・ロデレール インターナショナル・ワイン・ライターズ・アワード」の受賞者が12日、ロンドンで発表され、2017年の「国際ワインブック・オブ・ザ・イヤー」に、英国のジャーナリスト、ジェイミー・グッドの「アイ・テイスト・レッド：ザ・サイエンス・オブ・テイスティング」が選ばれた。
ジェイミーは10月に初来日する。ワインレポートはこれに合わせて、14日（土）夜、大橋健一MWと2人でジェイミー好みのワインを解説付きで味わう初のイベント「Field Blend」（フィールドブレンド）を行う。
今回の賞は2004年に、世界のジャーナリスト、ブロガー、写真家らを奨励する狙いで創設された。参加は無料。芸術、オンラインコミュニケーター、新進ライター、フィーチャー部門ライター、コラムニストなど7部門がある。ルイ・ロデレール、ドメーヌ・オット、ラモス・ピントス、ピオ・チェザーレ、フェヴレが協賛している。ジャンシス・ロビンソン、ティム・アトキンMW、イアン・ダガタ、マイケル・エドワードらトップクラスの評論家やライターが受賞してきた。チャールズ・メトカーフ審査委員長以下、ギィ・ウッドワード、フランシス・パーシヴァルら受賞ライターも審査する。
ジェイミーは、マスター・オブ・ワインを含む専門家から最も尊敬され、トレードへの影響力があるジャーナリスト。邦訳も出ている「ワインの科学」が世界でベストセラーになっている。受賞した「国際ワインブック・オブ・ザ・イヤー」は競争が激しく、最も注目されている部門。「アイ・テイスト・レッド」は官能、心理的な要因がワインの試飲体験をどう形成しているかを探った初めてのワイン本。ワインの認識や楽しみの上で、中心的な役割を果たす官能システム、心理学、哲学、香りの化学の世界を探索している。
ジェイミーは植物生物学の博士号を有する科学者で、世界的な影響力を誇るブログ「ワイン・アノラック」http://www.wineanorak.com/wineblog/）で知られる。世界最大のワインコンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」（IWC）のコ・チェアマン（共同審査委員長）を務め、各国のワインコンペティションの審査員やシンポジウムのパネリストとして、1年の大半を世界の産地訪問に費やしている。12日の授賞式の夜には、アルゼンチンで審査員をしていた。
科学的な分析に基づく論理的なアプローチの能力では、「オーセンティック・ワイン」を共同で執筆したサム・ハロップMWと並んで、右に出る者がいない。ジャンシス・ロビンソンMWも一目置く存在。コンクールで鍛えられた試飲能力と、軽いフットワークを生かした最新のトレンドを追うセンスは抜群で、MWやトレードが毎日のように投稿される試飲のブログをフォローしている。
一方、新聞や雑誌の記事を審査する「国際ワインフィーチャー・ライター・オブ・ザ・イヤー」には、著書「ニュー・カリフォルニア・ワイン」で知られ、飲料サイト「PUNCH」で活躍するジョン・ボネが選ばれた。「オンライン・コミュニケーター・オブ・ザ・イヤー」には、ジャンシスの右腕としてパープル・ページで活躍するリチャード・ヘミングMW、「国際ワインコラムニスト・オブ・ザ・イヤー」には、デカンター誌などで活躍するアンドリュー・ジェフォード、「フード＆ワイン・ライター・オブ・ザ・イヤー」は、英国のサブカルチャー雑誌「ノーブル・ロット」のダン・キーリングが選ばれた。
受賞者リストは以下の通り。
CHAMPAGNE LOUIS ROEDERER ARTISTRY OF WINE AWARD 2017
George Rose
CHAMPAGNE LOUIS ROEDERER EMERGING WINE WRITER OF THE YEAR 2017
Morgan Dunn
RAMOS PINTO ONLINE COMMUNICATOR 2017
Richard HemmingMW
DOMAINE FAIVELEY INTERNATIONAL WINE BOOK OF THE YEAR 2017
I Taste Red: The Science of Tasting ? Jamie Goode
DOMAINES OTT INTERNATIONAL FEATURE WRITER OF THE YEAR 2017
Jon Bonne
MAZZEI INTERNATIONAL WINE COLUMNIST OF THE YEAR AWARD 2017
Andrew Jefford
PIO CESARE FOOD AND WINE WRITER OF THE YEAR 2017
Dan Keeling
◆
ワインレポートでは、10月14日（土）夜、初来日するジェイミー・グッドと大橋健一MWの2人による解説を聞きながら、ジェイミー好みのワインを味わう初のイベント「Field Blend」（フィールドブレンド）を行う。会場は、日本を代表するソムリエで、ワインレポート・チームのテイスターでもある大越基裕氏がオーナー・ソムリエを務める予約困難なモダン・ベトナム料理レストラン「An Di」。近日中に、詳しい内容をお届けする。
ジェイミーは10月に初来日する。ワインレポートはこれに合わせて、14日（土）夜、大橋健一MWと2人でジェイミー好みのワインを解説付きで味わう初のイベント「Field Blend」（フィールドブレンド）を行う。
今回の賞は2004年に、世界のジャーナリスト、ブロガー、写真家らを奨励する狙いで創設された。参加は無料。芸術、オンラインコミュニケーター、新進ライター、フィーチャー部門ライター、コラムニストなど7部門がある。ルイ・ロデレール、ドメーヌ・オット、ラモス・ピントス、ピオ・チェザーレ、フェヴレが協賛している。ジャンシス・ロビンソン、ティム・アトキンMW、イアン・ダガタ、マイケル・エドワードらトップクラスの評論家やライターが受賞してきた。チャールズ・メトカーフ審査委員長以下、ギィ・ウッドワード、フランシス・パーシヴァルら受賞ライターも審査する。
ジェイミーは、マスター・オブ・ワインを含む専門家から最も尊敬され、トレードへの影響力があるジャーナリスト。邦訳も出ている「ワインの科学」が世界でベストセラーになっている。受賞した「国際ワインブック・オブ・ザ・イヤー」は競争が激しく、最も注目されている部門。「アイ・テイスト・レッド」は官能、心理的な要因がワインの試飲体験をどう形成しているかを探った初めてのワイン本。ワインの認識や楽しみの上で、中心的な役割を果たす官能システム、心理学、哲学、香りの化学の世界を探索している。
ジェイミーは植物生物学の博士号を有する科学者で、世界的な影響力を誇るブログ「ワイン・アノラック」http://www.wineanorak.com/wineblog/）で知られる。世界最大のワインコンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」（IWC）のコ・チェアマン（共同審査委員長）を務め、各国のワインコンペティションの審査員やシンポジウムのパネリストとして、1年の大半を世界の産地訪問に費やしている。12日の授賞式の夜には、アルゼンチンで審査員をしていた。
科学的な分析に基づく論理的なアプローチの能力では、「オーセンティック・ワイン」を共同で執筆したサム・ハロップMWと並んで、右に出る者がいない。ジャンシス・ロビンソンMWも一目置く存在。コンクールで鍛えられた試飲能力と、軽いフットワークを生かした最新のトレンドを追うセンスは抜群で、MWやトレードが毎日のように投稿される試飲のブログをフォローしている。
一方、新聞や雑誌の記事を審査する「国際ワインフィーチャー・ライター・オブ・ザ・イヤー」には、著書「ニュー・カリフォルニア・ワイン」で知られ、飲料サイト「PUNCH」で活躍するジョン・ボネが選ばれた。「オンライン・コミュニケーター・オブ・ザ・イヤー」には、ジャンシスの右腕としてパープル・ページで活躍するリチャード・ヘミングMW、「国際ワインコラムニスト・オブ・ザ・イヤー」には、デカンター誌などで活躍するアンドリュー・ジェフォード、「フード＆ワイン・ライター・オブ・ザ・イヤー」は、英国のサブカルチャー雑誌「ノーブル・ロット」のダン・キーリングが選ばれた。
受賞者リストは以下の通り。
CHAMPAGNE LOUIS ROEDERER ARTISTRY OF WINE AWARD 2017
George Rose
CHAMPAGNE LOUIS ROEDERER EMERGING WINE WRITER OF THE YEAR 2017
Morgan Dunn
RAMOS PINTO ONLINE COMMUNICATOR 2017
Richard HemmingMW
DOMAINE FAIVELEY INTERNATIONAL WINE BOOK OF THE YEAR 2017
I Taste Red: The Science of Tasting ? Jamie Goode
DOMAINES OTT INTERNATIONAL FEATURE WRITER OF THE YEAR 2017
Jon Bonne
MAZZEI INTERNATIONAL WINE COLUMNIST OF THE YEAR AWARD 2017
Andrew Jefford
PIO CESARE FOOD AND WINE WRITER OF THE YEAR 2017
Dan Keeling
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ワインレポートでは、10月14日（土）夜、初来日するジェイミー・グッドと大橋健一MWの2人による解説を聞きながら、ジェイミー好みのワインを味わう初のイベント「Field Blend」（フィールドブレンド）を行う。会場は、日本を代表するソムリエで、ワインレポート・チームのテイスターでもある大越基裕氏がオーナー・ソムリエを務める予約困難なモダン・ベトナム料理レストラン「An Di」。近日中に、詳しい内容をお届けする。
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