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「ラシエット・シャンプノワーズ」3つ星に昇格

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 フランスのミシュラン・ガイド2014年版の内容が発表され、シャンパーニュ地方ランスの「ラシエット・シャンプノワーズ」が、下馬評通り、3つ星に昇格した。

 ラシエット・シャンプノワーズは、シェフのアルノー・ラルマン氏の父親が1975年に開業した。アルノー氏は1997年、23歳の時にレストランに入り、2002年に亡くなった父を引き継いだ。ゴー・ミヨ誌2014年版が選ぶ「今年のシェフ」にも選ばれた。伝統とモダンを融合させた繊細で、独創的な料理を供する。クリュッグをグラスで供し、シャンパーニュの充実したワインリストも備える。

 パリの「アラン・デュカス・プラザ・オー・アテネ」が改装中で、掲載されなかったため、3つ星レストランは昨年と同じく27軒。ヤニック・アレノからアラン・デュカスが引き継いだ「ル・ムーリス」は3つ星を保持した。

 新たな2つ星は6軒。アルザス地方ミュールーズの「イル・コルティル」はイタリアンで初の2つ星。2つ星は計79軒。1つ星は504軒で、うち57軒が新店。30歳以下のシェフが7人もおり、1人は25歳。

 日本人シェフの活躍も目立つ。パリでは、東京で3つ星を有する奥田透氏の「奥田」と和食の「仁(ジン)」、フレンチの「ES」、リヨンの高野隆雄シェフの「Takao Takano」、サンタムール・ベルビューのフレンチ「オ・14(キャトーズ)・フェブリエ」など5軒が1つ星を獲得した。

 日本人になじみの深いブルゴーニュ地方では、ディジョン「ロワゾー・デ・デュック」、ボーヌ「ジャルダン・デ・ランパール」、「クリストフ・ケアン シャトー・ド・ポマール」も1つ星獲得。

2014年版の3つ星レストランは以下の通り。
「ランスブール」(ジャン・ジョルジュ・クライン) 2002年から エレンタール モーゼル
「メゾン・ラムロワーズ」 2007年から シャニー ソーヌ・エ・ロワール
「レ・プレ・ドゥジェニー」(ミシェル・ゲラール) 1977年から ジェニー・レ・バン ランド
「オーベルジュ・デュ・ビュー・ピュイ」(ジル・グージョン) 2010年から フォンジュクス ウール
「オーベルジュ・ド・リル」(マルク・エーベルラン) 1967年から イローゼン オーライン
「ラ・コート・サンジャック」(ジャン・ミシェル・ローラン) 2004年から ヨンヌ ジョワニー
「ブラ」(ミシェル・ブラ) 1999年から ラギオール アヴェロン
「ポール・ボキューズ」 1965年から コロンジェ・オー・モンドール ローヌ 
「ル・プティット・ニース」(ジェラール・パセダ) 2008年から マルセイユ
「フロコン・ド・セル」(エマニュエル・ルノ) 2012年から メジェーヴ サヴォワ
「ルイXV・アラン・デュカス」(アラン・デュカス) 2003年から モンテカルロ モナコ
「ル・ムーリス・アラン・デュカス」(アラン・デュカス) 2007年から パリ1区
「ランブロワジー」(ベルナール・パコー) 1988年から パリ4区
「アルページュ」(アラン・パッサール) 1996年から パリ7区
「エピキュール・オ・ブリストル」(エリック・フレション) 2009年から パリ8区
「ルドワイヤン」(クリスチャン・ル・スケール) 2002年から パリ8区
「ピエール・ガニェール」 1998年から パリ8区 「アストランス」(パスカル・バルボ) 2007年から パリ16区
「ル・プレ・カトラン」(フレデリック・アントン) 2007年から パリ16区
「ギィ・サヴォワ」 2002年から パリ17区
「ラシエット・シャンプノワーズ」(アルノー・ラルマン) 2014年から ランス
「トロワグロ」(ミシェル・トロワグロ) 1968年から ロアンヌ ロワール
「レジス・エ・ジャック・マルコン」 2005年から サン・ボネ・ル・フロワ オー・ロワール
「ラ・ヴァーグ・ドール」 2013年から サン・トロペ
「ル・ルレ・ベルナール・ロワゾー(パトリック・ベルトロン)」 1991年から ソーリュー ロワール
「ピック」(アンヌ・ソフィー・ピック) 2007年から ヴァランス 
「ジョルジュ・ブラン」 1981年から ヴォナス アン

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