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2019年の世界のワイン産業 注目すべき10のトレンド

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 ワイン業界のグローバル化はますます進み、各国の産地が抱える課題は世界共通の課題となりつつある。一方で、新たな産地も次々と登場している。2019年の世界のワイン業界の10のトレンドを2019年初めに展望したコラムを紹介する。遅ればせながら、2019年も終わりだが、ここに示されたトレンドは大きく外れていない。

 

2019年「ソムリエ」167号

 

【気候変動】 
大雨や干ばつによる収穫量の変動
栽培適地が失われる脅威


 NASA(アメリカ航空宇宙局)によると、記録のある136年間のうち最も暑い18年のうち17年が2001年以降で、最も暑かったのは2016年だ。地球温暖化を含む気候変動はワイン産業に深刻な影響を与えている。大雨や干ばつが多発し、収穫量が上下する。カリフォルニアやオーストラリアの山火事は、毎年のように被害を生んでいる。


 冷涼な産地は短期的に恩恵を被っている。シャンパーニュは2018年、量にも質にも恵まれ、世紀のヴィンテージと呼ばれる。ブルゴーニュは2010年から2016年まで雹や霜に苦しめられてきたが、2018年は質量ともに恵まれ、収穫時の潜在アルコール度が14%以上に達した造り手も珍しくない。英国や中国、ドイツ北部のように冷涼な産地が、栽培適地に変わってきた。


 だが、ネガティブな影響も大きい。ブドウの生育サイクルが早まり、英国やブルゴーニュで大きな霜害があったのは記憶に新しい。ニュージーランド・マールボロのソーヴィニヨン・ブランは、糖度の上昇でフレッシュ感を失うリスクが増大し、温暖な気候で発生する害虫対策を迫られている。ポルトガルのドゥロ・ヴァレーでは基本的に灌がいが禁じられているが、高温と乾燥で水不足に苦しみ、涼しい畑探しやキャノピー・マネージメントの工夫に追われている。 


 アルザス・テュルクハイム村のグランクリュであるブランドのドメーヌ・アルマン・ハーストは、花崗岩土壌でシラーの栽培に実験的に取り組んでいる。ボジョレーでシラーを植える生産者が増える可能性もある。ワインの世界地図は変わるかもしれない。米国科学アカデミーは、現状のままではフランスやカリフォルニアの栽培適地が2050年までに25-70%失われるという予測を発表している。残された時間はそう多くない。


【ミレニアル世代】
米国の将来の消費を左右
社交でワインを飲みSNS好き


 ミレニアル世代は米国で1981年から2000年の間に生まれた人々で、世界最大のワイン消費市場である米国のワイン消費人口の17%を占める。ジェネレーションYと呼ばれるミレニアル世代の動向は、今後の世界のワイン消費を考える上で重要だ。1946年から64年の間に生まれたのがベビーブーマー、1965年から80年の間に生まれたのがジェネレーションXと呼ばれる。ミレニアル世代の平均年齢は30歳。2027年までに米国で最大のワイン消費層になると見られる。


 ベビーブーマーは自宅で食事とともにワインを楽しみ、産地のオリジンにこだわる。ミレニアル世代はパーティーなど社交の場でワインを楽しみ、産地や品種にこだわらない。ポップなラベルを好む。カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなど伝統品種と、コルク栓をした瓶を好むベビーブーマーとは異なる。バッグ・イン・ボックスから缶、スクリューキャップなどすべての容器に抵抗がない。


 米国の通販会社「ワイン・ダイレクト」によると、ミレニアル世代はワインの製造法、ワイナリーの哲学、サステイナビリティにこだわり、SNSの口コミやマーケティングを重視している。ロゼ、プロセッコやモスカートなどの甘口ワインが米国で伸びているのもミレニアル世代の力だ。


 カリフォルニア・バークレーの倉庫街にあるブロック・セラーズやドンキー&ゴートのセラードアを訪ねると、客はミレニアル世代中心だった。ナパで見かけるおたくではなく、自然体でヴァルディギエやトゥルソーなど変わった品種を楽しんでいた。日本の同世代の消費者も似たところがあり、その動きから目が話せない。


【缶入りワイン】
米国で急速に浸透
ワインの裾野を広げる


 ミレニアル世代を含む若者は、ワインの容器にこだわらない傾向がある。缶入りワインも、米国では単なる流行ではなくなった。ニールセンによると、米国の缶入りワインの売り上げは2017年6月から1年間で43%も増えて、4500万ドルに達した。瓶入りワインのシェア90%に比べると、わずか0.9%にすぎないが、浸透している。375ミリリットル缶入りワインの価格は4ドルから7ドルが主流で、グラス2杯半に相当する。瓶入りワインよりはるかに安い。ミレニアル世代のワインにかける予算は概して低めだ。海岸、公園、キャンプ場などで気軽に飲める。ポップなデザインも受けているようだ。


 フランシス・フォード・コッポラが2004年に始めたソフィアのスパークリングは根強い人気だ。E&Jガロ・ワイナリーは2017年、「ベアフット」ブランドのスプリッツァーを1200万缶売った。英国のスーパーマーケット「ウェイトローズ」も250ミリリットル缶のロゼやシラーズに力を入れている。瓶入りワインのような物語はないが、コストパフォーマンスが高い。米国の消費者向けメディアでは、缶入りワインの飲み比べ企画も特集されている。


 缶入りワインには、アペラシオンや品種がないものも多いが、地球には優しい。気候変動を考えると重要なポイントだ。輸送時の二酸化炭素排出量を削減でき、リサイクル可能。日本のワイン愛好家は、伝統的なフォーマットにこだわる傾向にあるが、缶入りワインは裾野を広げられる可能性を秘めている。チューハイ、モヒート、ハイボールは、RTDとなって広く飲まれるようになった。缶入りワインは、入門者がワインに親しむのに向いている。コンビニや駅のキオスクで売られれば、ワイン消費を促進するだろう。


【ワイン投資】
オークションが好調
ブルゴーニュが市場を牽引

 

  ワイン投資が息を吹き返している。最大の要因は中国市場の活性化だ。習近平体制の汚職禁止政策で、ボルドー需要は落ち込んだが、相変わらず根強い。ボルドーワイン委員会によると、2016年のボルドー輸出量の40%以上を中国が占め、EU全体の35%をしのぐ。


 米国のオークションハウスの2018年のワインオークションは好調で、記録的な売り上げを達成した。シカゴ・ベースの「ハート・デイビス・ハート」(HDH)の2018年の売上は7700万ドル。ライブ・オークションは6790万ドルで、モバイル・オークションは920万ドル。ライブ・オークションは39%増加した。過去最高の売上で、出品されたワインは100%落札された。ロンドンベースのサザビーズは、2018年のワインのオークションや小売の売上総額が初めて1億ドルを超えた。


 値上がりが著しいのはブルゴーニュだ。世界最大のワイン検索サイト「ワイン・サーチャー」が、取引価格に基づいて2018年末に発表した世界で最も高価なワインのトップは前年に引き続きロマネ・コンティで、平均価格は1万9052ドルだった。2位はドメーヌ・ルロワのミュジニーで、1万7783ドルだった。

 

 ロンドンの高級ワイン取引プラットフォームLiv-exは、2018年の市場サマリーで「高級ワインは金より安定している」と発表した。高級ワイン市場の目安となるファインワイン1000指数は、2018年で10.2%上昇した。原動力はブルゴーニュだった。ブレグジットはポンド安を招くが、Liv-exは2019年の市況も楽観視している。


 私が20年前に3万円台で購入したラ・ターシュ1995年が、4000ドルから6000ドルの価格で取り引きされているのはうれしいが、それで利益が得られるわけでもない。ワインはやはり飲むために存在するもので、ワイン投資の隆盛には違和感が残る。


【偽造ワイン】
世界を漂流し続ける偽物
生産者と偽造犯のいたちごっこ


 偽造ワインはワイン投資の悪しき副産物だ。いったん市場に出ると、ババ抜きのババのように市場を漂流し続ける。ワイン鑑定家モーリン・ダウニーによると、悪名高い偽造ワイン犯のルディ・クルニアワンが偽造したワインは5億5000万ドルで、いまだに市場に流通している。近年は、売り主がクルニアワンの偽造ワインを買い手から買い戻して、現在の高い相場価格で再び販売する手口が出ている。二次市場の高級ワインの5本に1本は偽造ワインと、モーリンは見ている。


 偽造のリスクは、ボルドーやブルゴーニュの有名ワインだけではない。生産量が少なくて、人気の高いワインはターゲットとなる。シシリアのフランク・コーネリッセンも高価なワインではないが、マニアにはカルト的な人気を誇る。ラベルにRFID(近距離無線通信)を仕込んだ。スマホで情報を読み取れる。黒いプラスティックコルクを採用し、中身の詰替えにも備えている。サッシカイアがボトルに透かし彫りしたり、ボルドーのトップシャトーはプルーフタグを貼ったりと、対策を講じているが、偽造犯も工夫をこらし、いたちごっこが続いている。


 ワインに関連する不正は偽造だけではない。カリフォルニアのように山火事が起きると、熱でダメージを受けたボトルが市場に出る可能性がある。保険会社が損害を回収するために放出するのだ。2018年には、コート・デュ・ローヌのワイン生産量の15%に相当する約6650万本ものワインがコート・デュ・ローヌAOCを不正に名乗る偽装表示で販売されていた。


 ヤフー・オークションやメルカリには、不審なアンリ・ジャイエのワインが100万円を超す価格で出品されている。12年以上前に亡くなった造り手の、液面が高く、汚れのないラベルのボトルが売られている不思議。偽造ワインの危機はいまそこにある。


【ヴィーガンワイン】
欧米ではヴィーガンが急増
日本でも求められる対応


 ヴィーガンは絶対菜食主義。ヴェジタリアンは肉や魚を食べないが、ヴィーガンは卵、乳製品、はちみつ、ゼラチンなど動物製品も摂取しない。ヴィーガン人口は欧米で急増している。ヴィーガンまで厳格でなくとも、肉食を減らして野菜中心の食生活に移行する人が増えている。それに伴って、ヴィーガン・ワインも増えている。


 ワインの製造過程では動物由来の物質が使われている。わかりやすい例として、清澄にはカゼイン(乳製品)や卵白が使われる。牛の骨から作られるゼラチンは、白ワインの色調を鮮やかにしたりするのに使われる。ヴィーガンワインは、清澄に珪藻土やベントナイト(粘土)を使ったり、清澄自体をしなかったりする。栽培でも、動物や魚から作られる肥料は使わない。


 市場の要求に応えて、ヴィーガンワインの特集をする記事を、英国のタイムズやガーディアン紙などで見かけるようになってきた。テスコやセインツベリーなどスーパー・マーケットもPBブランドを開発している。


 ヴィーガン・ワインというと、ちょっと変わったワインというイメージを受けるが、実はシャンパーニュにも多い。クリュッグやモエ・エ・シャンドンは動物性物質を使っていない。イタリア・トスカーナのクエルチャベッラはオーガニックなだけでなく、ヴィーガン・ワインでもある。ビール、ワイン、リキゥールが、ヴィーガン・フレンドリーかどうかをまとめたウェブサイトもカナダにはある。


 日本に暮らしていては見えにくい動きだが、東京オリンピックに向けてインバウンドの増加が予想される。サービス業界もヴィーガンの存在を知り、対応策の準備が求められるだろう。


【大麻ワイン】
米国やカナダで解禁相次ぐ
ワイン産業が将来の可能性に投資


 ヴィーガンワイン以上に、日本とは縁遠いのが大麻ワインだが、北米では大きな将来性があると見られている。昨年、オーパス・ワンCEOのデヴィッド・ピアソンと話した際に、この話題が出て、日本に住んでいてはわからないインパクトの大きさを実感した。


 米国ではワシントンDC、カリフォルニアなど8州で娯楽用大麻が合法化されている。カナダは昨年10月、先進国で初めて大麻を合法化した。ワインとマリファナは同じ嗜好品だ。州政府や国が大麻を合法化するのは、取り締まりをしても広がるのだから、合法化して規制をした方がいいという考えに基づいている。

 

 世界最大級のワイン企業コンステレーション・ブランズやコカ・コーラが、大麻企業に投資している。カナダの投資銀行「カナコード・ジェヌイティ」は、マリファナ成分入り飲料は、今後4年間で60億ドル市場に成長すると見る。


 大麻からは高揚感をもたらすテトラヒドロカンナビノール(THC)と、痛みやストレスを和らげるカンナビジオール(CBD)の成分が抽出できる。コカ・コーラはCBD成分の入った機能性健康飲料開発に注目している。ワイン産業はCBD入りのワイン開発に力を入れている。マリファナはタバコ産業を圧迫すると見られていたが、むしろワイン産業の脅威になると見られている。


 ワイン産業の中心地であるカリフォルニアには、ヒッピー文化の歴史がある。バイオダイナミックスの認証を得ているソノマのベンジガーは、医療用大麻の栽培に力を入れてきた。大手企業が大麻産業に参入する一方で、テロワールを重視する栽培農家がいるという図式はワインと同じだ。マリファナのソムリエのような専門家も登場している。マリファナとワインが共存してどう発展していくのか興味がある。


【イングリッシュ・スパークリングワイン】 
地球温暖化の恩恵
シャンパーニュのメゾンも進出


 気候変動によりスパークリングワインの生産適地となった英国南部。ハンプシャー、ケント、イースト&ウエスト・サセックス州などで、意欲的なワインが生産されている。ヨーロッパ全域が猛暑となった2018年は「世紀のヴィンテージ」と喧伝されている。ブレグジットに揺れているが、ワイン産業は意気が上がっている。収穫は9月に始まった。2017年の2倍から3倍近い生産量が予想されている。


 シャンパーニュ以上に不安定な気候だが、天候さえ安定していれば大きな可能性に満ちた産地だ。訪問したハンブルドンは、エルヴェ・ジェスタンのコンサルティングを受け、シャンパーニュと同じ圧搾機や発酵槽を導入していた。キレのある酸を生かした高品質のスパークリングを生産している。


 イングリッシュ・スパークリングワインは、実業家が趣味的に始めたものも多いが、スパークリングワイン・ブームに乗って、世界的な存在になりつつある。代表格のナイティンバーはLiv-exの取り引き銘柄の仲間入りをした。昨年はシャンパーニュに対抗できる175ポンドの「1086」というプレスティージ・ロゼを発売した。


 ナイティンバーが最初の苗木を植えたのは1988年。わずか30年で急速に成長した。イングリッシュ・ワイン・プロデューサーズによると、イギリス国内の商業的な畑は502、ワイナリー数は133にのぼる。栽培面積は2330ha。2016年に415万本の生産量が、2020年までに1000万本に達すると予測されている。スパークリングワインの生産量は全体の66%を占める。


 英国はシャンパーニュのナンバーワン輸出市場。テタンジェやポメリーは既に英国南部に進出して、スパークリング生産に取り組んでいる。ほかのメゾンも可能性を探っている。目の離せない産地だ。


【ロゼワイン】
フランス、米国でブーム
和食とも好相性


 ロゼワインが世界的なブームだ。フランスでは既に、ロゼの消費が白の消費を上回っている。世界最大のロゼワイン消費国だ。2015年には800万ヘクトリットルのロゼを消費した。ブルゴーニュで、インターマルシェやカルフールなどのスーパーマーケットのワイン売り場をのぞくと、ロゼワインが大きなコーナーになっている。人気の高さを実感させられる。


 米国も人気が高まっている。市場調査会社IRIが2018年4月に発表した15ドルから19.99ドルのロゼの販売は、それ以前の52週間で前年より倍増した。米国でのロゼ人気の牽引役はプロヴァンスのロゼだ。2017年に販売された22万本のロゼのうちプロヴァンス産が43%を占めた。最大の人気ブランドは、シャトー・デスクランのウィスパリング・エンジェル。亡くなったドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルドの元技術責任者パトリック・レオンがワインメーカーを務め、ウィスパリング・エンジェルをプロヴァンス・ロゼの代名詞にした。


 米国のロゼ消費を増加させているのがミレニアル世代だ。軽い酒質で、ライト&ヘルシー化の進む食事に合う。美しい色調やおしゃれなボトルは、インスタグラムなどソーシャルメディアを好むミレニアル世代にもフィットする。夏の浜辺やリゾートだけでなく、あらゆるシチュエーションに合う。


 日本では何度もロゼブームを仕掛けようという試みがあったが、うまくいっていない。昨年、輸入される主要なプロヴァンス・ロゼをすべて試飲したが、ウィスパリング・エンジェルやブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーが造るミラヴァルは安定した品質で、楽しめるワインだった。価格もそれほど高くない。プロヴァンスのように海の近くで造られるロゼは、魚介が主体の和食との相性もよい。飲み手とソムリエの意識を変えれば、もっと売れるようになる可能性はある。


【オレンジワイン】
ワインのジャンルとして定着へ
ライト&ヘルシー化する食にあう


 オレンジワインはあっという間に広がった。米国のニューズウィーク電子版でも、1月に特集記事が掲載されていた。ワイン業界にとどまらず、一般消費者の間にも新しいジャンルとして浸透しているのだろう。


 オレンジワインは、白ブドウを一定期間スキンコンタクトして造られる。マセラシオンの時間によるが、ある程度のタンニンとオレンジがかった色調を備える。ルーツはクヴェヴリで醸造するジョージアにあるが、1990年代にヨスコ・グラヴナーがアンフォラで取り組み、スロヴェニアやフランスにも広がった。カリフォルニア、オーストラリア、南アフリカにも優れた生産者がいる。上手な造り手は、タンニンと果実と酸がきれいに統合されて、うまみが乗っている。


 酵素などの添加物や、場合によっては酵母も加える必要がなく、自然派と呼ばれる生産者の得意分野だ。バック・トゥ・ザ・ルーツ的な側面も含んでいるが、狙いは白ブドウの果皮や種のマセラシオンによって深みと個性を引き出すところにある。テロワールのエッセンスは果皮に含まれていると考えている造り手もいる。


 日本でもセンスのいいワインバーやレストランで使われるようになってきた。ロゼワインと同じく、料理のトレンドはライト&ヘルシーに向かい、微妙なニュアンスを重視するようになっている。白ワインのフレッシュ感を持ちながら、赤ワインのストラクチャーと複雑なニュアンスを持つオレンジワインは、現在の料理と調和する要素が多い。フレンチのグランメゾンで、バイ・ザ・グラスの選択肢にオレンジワインをそろえるのが標準となる日も遠くないかもしれない。

 

広がるオレンジワイン
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