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ドルーアン・オレゴン、エオラ・アミティ・ヒルズの畑取得

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 ブルゴーニュに本拠を置くメゾン・ジョゼフ・ドルーアンが米オレゴンで展開するドメーヌ・ドルーアン・オレゴンが、エオラ・アミティ・ヒルズに約111ヘクタールの畑ローズロックを購入した。

 この畑はドメーヌの南に約25マイルに位置し、44ヘクタールのピノ・ノワールと4・4ヘクタールのシャルドネが植えられている。さらに32ヘクタールの受付が可能という。1852年にさかのぼる歴史を持ち、最良のワイナリーにブドウを販売してきたという。

 ワインメーカーのヴェロニク・ドルーアンさんは「ポテンシャルは素晴らしい」と語り、栽培責任者のフィリップ・ドルーアン氏は「畑のバランスが印象的。長年、エオラ・アミティ・ヒルズを高く評価してきた」とコメント。フレデリック・ドルーアン社長は「ブルゴーニュでこの規模の畑の取得は大変難しくなってきていて、オレゴンもすぐにそうなる」と取得を喜んでいる。

 オレゴンは、ドルーアンが1987年に畑を購入して、ブルゴーニュ品種の適地として注目された。近年はドミニク・ラフォン、ルイ・ミシェル・リジェ・ベレール、ルイ・ジャド、ジャン・ニコラ・メオらブルゴーニュの一流生産者が、コンサルタントやジョイント・ヴェンチャーで進出し、恵まれた畑を探す動きが加速している。

 ブルゴーニュの一流生産者が相次いで生産に乗り出していることで、今後は土地の争奪戦が激しくなり、地価も上昇すると予想される。

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