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DRC2011、収量は30%ダウン

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 DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)2011年のトレード向け試飲会が、7日、ロンドンの輸入元「コーニー&バロウ」で開かれた。収量は減少したものの、英国のワインメディアの評価は高かった。

 DRCによると、開花は早目で、5月20日に中間の開花が起きた。灰かびは7月の低温でおさまったものの、8月は暑く、嵐に見舞われた。嵐の後に太陽が戻ってきて、ブドウの果皮が暑くなったおかげで、灰カビの広がりに耐えられたという。収穫人は畑で焼けた粒や灰カビの影響を受けた粒を除き、セラーでは14人が震動式の選果台で大量のテントウムシがついた房などをえり分けた。30%の収量減少となったが、ブドウは完熟したという。

 収穫はコルトンの9月2日を手始めに、ラ・ターシュ、モンラッシェ、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、グラン・エシェゾーと続き、11日のエシェゾーで終わった。醸造は大きな問題もなく進み、発酵期間は21~24日間の長きにわたった。

 2011のブルゴーニュは難しい年と見られているが、コーニー&バロウのアダム・ブレット・スミス社長は「ピュアさとフレッシュさとテロワールを表現している点」を評価したと、ドリンク・ビジネスがレポートした。DRC共同経営者のオベール・ド・ヴィレーヌ氏は、2011をタンニンのスタイルと穏やかさの点で2009と比較したという。

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