デュクリュ・ボーカイユがワイン生産停止！？

　エイプリルフールの4月1日は、ワイナリーなどアルコール飲料企業が愉快な嘘情報を発信した。

　プリムールが真っ只中のボルドーでは、サンテステフのスーパーセカンド、シャトー・デュクリュ・ボーカイユが1日午前7時、「重要な発表」というメールを送信してきた。

「ブルノ・ウジェーヌ・ボリーCEOから、デュクリュ・ボーカイユの将来についての重要な発表を聞くため、以下のリンクをクリックしていただければありがたい」とのメッセージ。スパムメールではないかと疑ったが、メールアドレスを確認して、Youtubeクリックした。

　「大手コンサルティング企業と3年間のリサーチをした結果、我々はワイン生産を今日で完璧に止め、シャーベットにフォーカスする」という内容で、この段階でエイプリルフールと気付かされる。水着の女性の人形にシャーベットを持たせて、「この夏に、暑い海岸でキャンペーンする」と真面目な表情で、1分46秒にわたり語った。「ワイン在庫については、無料で供する」と締めくくった。

　イングリッシュ・スパークリングワインのハッティング・ヴァレーは、「世界初のスクリューキャップのトラディショナル・メソッドのスパークリングワインを始めた」とTwitterやInstagramで流した。50気圧に耐えるスクリューキャップを開発したという。

　英国のドリンクス・ビジネスは、チャールズ皇太子がワインで走る自家用のアストン・マーティンのために、蒸溜所を建設する計画を発表したとサイトで報じた。