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フランスの伝説的な醸造家で味覚教育でも知られたジャック・ピュイゼが6日、ロワール地方シノンの病院で、新型コロナウイルスのため亡くなった。93歳だった。
ピュイゼは1927年生まれ。革新的な醸造家で、ロワールのワインの品質向上に貢献した。ピジャージュ(パンヂングダウン)の先駆者として知られる。
味覚の権威でもあり、1970年代に食育メソッドを提唱し、幼いうちから味わう体験を積むことの重要性を説いた。1976年にフランス味覚研究所を創設した。ヌーヴェル・キュイジーヌの鬼才アラン・サンドランスと組んで、味うわいや香りに基づく料理とワインのペアリングでも才能を発揮した。
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