世界の最新ワインニュースと試飲レポート

MENU

  1. トップ
  2. 記事一覧
  3. 世界で最もお買い得なボルドー、サンテミリオンのシャトー・サンソネ2019

世界で最もお買い得なボルドー、サンテミリオンのシャトー・サンソネ2019

  • FREE

 世界で最も高価なワイン産地の1つのボルドーにも掘り出し物は見つかる。「世界で最もお買い得なボルドー」を、世界最大のワイン検索サイトであるワイン・サーチャーが発表した。トップはパーカーポイントは94-96点のシャトー・サンソネ2019だった。


 ワイン・サーチャーが今年7月に発表した「世界で最も高価なボルドー」のトップは、グラーヴのリベル・パテル(Liber Pater)の赤で4331ドル。3000ドル台のペトリュスやル・パンが続いた。


 昨年8月に発表された世界で最もお買い得なボルドーは、10本のうち8本が甘口ワインだった。これは評論家の得点を価格で割ったバリューファクターをお買い得の尺度としているため。人気の低迷で価格が足踏みしているが、高品質のソーテルヌやバルサックが上位にきた。だが、今回のリストは赤ワインが4本も入り、プリムールで値下げされた2019ヴィンテージ赤ワインのコスパの良さを浮き彫りにした。。


 今回のリストも相変わらず甘口が強いが、トップはサンテミリオンのグラン・クリュ・クラッセのシャトー・サンソネ(Chateau Sansonnet)2019だった。2位には、ポムロールのシャトー・マイエ(Chateau Maillet)2015、3位はシャトー・クーテ(Chateau Coutet)2015だった。


 赤ワインに限定すると、ポイヤックのシャトー・グラン・ピュイ・ラコスト(Chateau Grand-Puy-Lacoste)2019がトップで、サンジュリアンのシャトー・レオヴィル・バルトン(Chateau Leoville Barton)2018が続いた。カロン・セギュール、レオヴィ・ポワフェレ、ポンテ・カネも選ばれた。


 いずれも高価なワインではあるが、グラン・ピュイ・ラコストは評論家の平均点が95点で、平均小売価格が70ドル。お買い得度はトップだった。


最もお買い得なボルドーワインとヴァリュー・ファクターは以下の通り


2019 Chateau Sansonnet Saint-Emilion Grand Cru    2.51

2015 Chateau Maillet, Pomerol 2.48

2015 Chateau Coutet, Barsac 1.96

2015 Chateau Doisy-Daene, Barsac 1.96

2014 Chateau Coutet, Barsac 1.88

2019 Chateau Malescot-Saint-Exupery, Margaux 1.69

2014 Chateau Suduiraut, Sauternes 1.46

2019 Domaine de Chevalier, Pessac-Léognan 1.45

2015 Chateau Lafaurie-Peyraguey, Sauternes 1.45

2013 Chateau Suduiraut, Sauternes 1.41


最もお買い得なボルドー赤ワインとヴァリュー・ファクターは以下の通り


2019 Chateau Grand-Puy-Lacoste, Pauillac 1.36

2018 Chateau Leoville Barton, Saint-Julien 0.89

2019 Chateau Calon Segur, Saint-Estèphe 0.80

2018 Chateau Leoville Poyferré, Saint-Julien 0.79

2016 Chateau Leoville Poyferre, Saint-Julien 0.78

2019 Chateau Pontet-Canet, Pauillac 0.75

購読申込のご案内はこちら

会員登録(有料)されると会員様だけの記事が購読ができます。
世界の旬なワイン情報が集まっているので情報収集の時間も短縮できます!

Enjoy Wine Report!! 詳しくはこちら

TOP