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マルゴーのシャトー・ラスコンブ、ハイツ・セラーのオーナーが買収

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 マルゴー2級格付けのシャトー・ラスコンブが、ナパヴァレーのハイツ・セラーなどを所有する起業家が設立したローレンス・ワイン・エステーツ(Lawrence Wine Estates)に買収された。


 ローレンス・ワイン・エステーツは起業家ゲイロン・ローレンスが、経営パートナーのカールトン・マッコイ・ジュニアMSと共に設立した。ローレンスは2018年にハイツ・セラーを買収し、マッコイ・ジュニアMSがCEOを務めている。その後、2020年にバージェス・セラーズ、2021年にストーニー・ヒルをそれぞれ買収した。


 17世紀にさかのぼる歴史を持つラスコンブは120haの土地を有し、ミシェル・ロランをコンサルタントに迎えている。1952年に米国のワインライター、アレクシス・リシーヌに買収されて、評価を回復した。

 

 英国のビール会社バス・チャリントン、投資企業コロニー・キャピタルを経て、保険企業MACSF(Mutuelle d'Assurance du Corps de Sante Francais)が2011年に買収した。


 買収額は非公表だが、シャトーは数億ユーロの価値があると見なされている。

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