世界の最新ワインニュースと試飲レポート

MENU

  1. トップ
  2. 記事一覧
  3. フランスの消費者はアルコールを抑制、ノンアルコールや低アルコールのカクテルやビールが人気

フランスの消費者はアルコールを抑制、ノンアルコールや低アルコールのカクテルやビールが人気

  • FREE

 フランスの消費者がアルコール消費を控えて、ノンアルコールのカクテルやビールの人気が高まっている。ニールセンの市場調査会社「CGA」が発表した。


 CGAはオンプレミス市場の調査をして、飲食サプライヤー向けにデータを提供している。今回の調査はフランスのオンプレミス消費者5000人を対象に行なった。


 調査によると、半数以上 (52%) が今後12か月以内にアルコール摂取量を大幅またはわずかに減らす計画があり、さらに16%がすでに節制していることが明らかになった。


 ホテルやナイトクラブ、レストランに出かける時に、調査対象者の41%がノンアルコールのカクテル(モクテル)を飲み、34%がノンアルコールまたは低アルコールのビールを選んでいる。ノンアルコールと低アルコールのワインの注文は15%にとどまっている。


 CGAのプレスリリースは「フランスの消費者は自分の健康をより心配しており、それが飲酒量に大きな影響を及ぼしている」と指摘し、「この傾向は進化している」と付け加えた。

 
 カクテル消費者のほぼ半数(46%)は外出時にほぼ毎回、ノンアルコールか低アルコールのカクテルを飲んでおり、21%は1年前より多く飲んでいると答えている。


 モクテルはノンアルコールのカクテルで、気軽に楽しめる。調査によると、消費者はパイナップル、ストロベリー、ラズベリーのフレーバーを好むという。


 調査対象者の半数以上(53%)が少なくとも毎週、オンプレミスを訪問している。平均的な訪問者よりも9%多い。外食や飲酒に月に86ユーロを費やし、全消費者平均の平均79ユーロより多い。

Instagram

購読申込のご案内はこちら

会員登録(有料)されると会員様だけの記事が購読ができます。
世界の旬なワイン情報が集まっているので情報収集の時間も短縮できます!

Enjoy Wine Report!! 詳しくはこちら

TOP