世界で最も美しい10のワイン産地、トップはNZセントラル・オタゴ

　ロバート・パーカーズ・ワイン・アドヴォケイトの編集長リサ・ペロッティ・ブラウンMWが、世界で最も美しい10のワイン産地を発表し、ニュージーランドのセントラル・オタゴがトップに選ばれた。
　ブラウンMWは訪れていないワイン産地はほとんどないという。大半は取材旅行で、1日に12時間も働く厳しい日程だが、そうした中で最も美しい産地を選んだ。
　ニュージーランド南島のセントラル・オタゴはピノ・ノワール産地として台頭している。マウント・クック国立公園があり、氷河期に形成されたテカポ湖とブドウ畑のおりなす美しいコントラストで知られる。ニュージーランドからは、オークランドからフェリーで行けるワイヘケ島も6位に選ばれた。
　2位はルネッサンスの歴史と丘陵地帯の広がるイタリア・トスカーナ、3位には、石畳の街路や要塞の村が広がるのどかな田園風景と海の眺望が楽しめるフランスのラングドック・ルーションを挙げた。
　ベスト10は次の通り。

1）ニュージーランド　セントラル・オタゴ
2）イタリア　トスカーナ
3）フランス　ラングドック・ルーション
4）米オレゴン　ウィラメット・ヴァレー
5）スペイン　アンダルシア
6）ニュージーランド　ワイヘケ島
7）ギリシャ　サントリーニ島
8）オーストラリア　マーガレット・リヴァー
9）チリ　リマリ
10）南アフリカ　パール