- FREE
醸造家のカロリーヌ・フレイが家族で所有するローヌのポール・ジャブレ・エネ、ドメーヌ・ド・ラ・シャペル、ボルドーのシャトー・ラ・ラギューヌ、ブルゴーニュのシャトー・コルトンCの取締役兼ヘッド・ワインメーカーを即時に退任することを発表した。重大な健康問題を抱えたためで、スイス・ヴァレー州のフューリー(Fully)のブドウ園に焦点を絞る。
フレイはボルドー大醸造学部で醸造学者ドゥニ・デュブルデューに師事した。20年間にわたり、シャトー・ララギューヌとポール・ジャブレ・エネを改革し、ララギューヌはビオディヴァンのビオディナミ認証を得た。2023年にはエルミタージュの伝説的な赤ワインのラ・シャペルと白ワインのシュヴァリエ・ド・ステランベールを統合したドメーヌ・ド・ラ・シャペルを設立した。
昨年5月、深刻な健康問題で数週間の入院を余儀なくされ、重責から退くことを決断した。父親のジャン・ジャック・フレイが後任を探している。妹のデルフィーヌは引き続き、家族所有する農園のマーケティングとコミュニケーションを担当する。
スイス・フュリーの畑はシャスラとプティット・アルヴィンを栽培している。ドメーヌ・カロリーヌ・フレイの名でワインをリリースする予定。

購読申込のご案内はこちら
会員登録(有料)されると会員様だけの記事が購読ができます。
世界の旬なワイン情報が集まっているので情報収集の時間も短縮できます!