世界の最新ワインニュースと試飲レポート

MENU

  1. トップ
  2. 記事一覧
  3. サグランティーノの大使、アルナルド・カプライが92歳で死去

サグランティーノの大使、アルナルド・カプライが92歳で死去

  • FREE

 サグランティーノを世界に広めたイタリア・ウンブリア州のアルナルド・カプライが亡くなった。92歳だった。

 

 トリノ生まれのカプライは繊維産業で成功して1970年代、ウンブリア州モンテファルコの中心部のテヌータ・ヴァル・ディ・マッジョを購入した。自分の名前を冠したワイナリーで、土着品種サグランティーノから造るサグランティーノ・ディ・モンテファルコを国際的に広めて、サグランティーノの大使と呼ばれた。


 果皮の厚いサグランティーノはタンニンが多く、アルコール度が高く、色調が濃厚な品種。地元以外では知られなかったが、アルナルドの長男マルコがミラノ大学と連携し、エノロゴのアッティリオ・バーリと共に、伝統を重視しながら近代的な技術を取り入れた。


 創業23周年記念して造られた1993年の「サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 25 Anni」はフレンチオークの新樽で熟成させたモダンな味わいとインパクトの強さで、いきなりガンベロ・ロッソのトレビッキエーリを獲得した。そこから世界の評論家が高く評価するようになった。

 

 アルナルドは息子マルコと共に、起業家精神や科学的な研究を融合させた生産モデルを開発した。厳格でニッチだったワインを国際市場で信頼されるワインに育て、イタリアを代表する生産者となった。160haの畑を有する。マルコ・カプライがミシェル・ロランを含むチームで、アルナルドの功績を引き継いでいる。

 

購読申込のご案内はこちら

会員登録(有料)されると会員様だけの記事が購読ができます。
世界の旬なワイン情報が集まっているので情報収集の時間も短縮できます!

Enjoy Wine Report!! 詳しくはこちら

TOP