クレレット・ド・ディーにロゼが認可

　フランス・ローヌのクレレット・ド・ディーに、2016年収穫分からロゼが認められることになり、11月16日付の官報に掲載された。
　クレレット・ディーは1942年にAOC認定された。冬に放置しておいたワイが再発酵し、春に微発泡を帯びていたのが始まりとされる。アルコール発酵が終わっていないワインを瓶に詰め、瓶内で発酵を終わらせるメトード・アンセストラルの手法をとる。
　フランス食品振興会によると、ロゼの主要品種は、ミュスカ・ア・プティ・グラン・ブラン、ミュスカ・ア・プティ・グラン・ルージュ。補助品種は、クレレット・ブラン、クレレット・ロゼ、ガメイ。アッサンブラージュでの比率はミュスカ・ア・プティ・グラン・ブラン、ミュスカ・ア・プティ・グラン・ルージュが計75%以上、ミュスカ・ア・プティ・グラン・ルージュとガメイは計5%以上、ガメイは10%以下。