優雅さと深みを備える2023、独特のテロワールが生む官能的なル・パン（ボルドー2023プリムール）
試飲
山本 昭彦
ル・パンというと、高い価格、力強さ、少ない生産量（平均500ケース）が頭に浮かぶが、それは10年以上前のイメージである。..
コンセイヤントとレヴァンジル、女性醸造家の率いるポムロールのスター（ボルドー2023プリムール）
試飲
山本 昭彦
ボルドー右岸の中心地リブルヌ。ドルドーニュ川沿いに、クリスチャン・ムエックスの率いる代表的なネゴシアンのジャン・ピ..
抑制された樽使いとドザージュ、エレガントなビルカール・サルモンのブラン・ド・ブランとロゼ
試飲
山本 昭彦
シャンパーニュのビルカール・サルモンが、2012年の2つのプレスティージュ・キュヴェをリリースした。「キュヴェ・ルイ・サ..
オーストラリアで最も冷涼なタスマニア、スパークリングとリースリングに優れるスモール・ワイン
試飲
山本 昭彦
ボルドーの頂点に立つようなワインを集中して2週間近く試飲を続けると、心身ともに疲れる。くつろげるワインをゆったりと飲..
畑仕事とセラー刷新で昇格、実力を発揮する最高の状況のシャトー・フィジャック2023（ボルドー2023プリムール）
試飲
山本 昭彦
コロナ禍で海外産地の渡航は2年半にわたり、中断されてきた。2020年2月から2022年夏までの間である。私のボルドー・プリム..
ハンズオンな栽培と醸造、賭けに勝ったシャトー・ポンテ・カネ2023（ボルドー2023プリムール）
試飲
山本 昭彦
自然派ワインとは何もしないワイン造りではない。醸造はハンズオフで、栽培はハンズオンが基本なのだが、シャトー・ポンテ..
40周年のシャトー・ラグランジュ、改革の歴史の上にたつ2023ヴィンテージ（ボルドー2023プリムール）
試飲
山本 昭彦
シャトー・ラグランジュを再建した 鈴田健二さん から帰国後に聞かされた、今もよく覚えている言葉がある。 「ラグ..
ワイン・オブ・ザ・ヴィンテージ、金字塔打ち立てたペトリュス2023（ボルドー2023プリムール）
試飲
山本 昭彦
ペトリュスは間違いなく2023年のワイン・オブ・ザ・ヴィンテージになる。ペトリュスを訪ねる日はいつもポムロールを集中的..
若返りするも不変のエレガンス、質量ともに満足なシャトー・マルゴー（ボルドー2023プリムール）
試飲
山本 昭彦
シャトー・マルゴーの顔が変わった。70を超えたコリーヌ・メンツェロプロスがCEOから退き、息子アレクシス・レーベン・メン..
全房発酵とカベルネ・フランを多用、シャトー・レカルム・オー・ブリオンとの衝撃の出会い（ボルドー2023プリムール）
試飲
山本 昭彦
プリムール試飲は野球のオールスター戦のようなものである。左岸と右岸の格付けシャトーを回ると、必ず見どころがあり満足..