ナパヴァレーのマム・ナパで収穫スタート

　カリフォルニアのナパヴァレーで、2017年の収穫が始まった。
　スパークリングワイン・メーカーのマム・ナパは7日、ナパヴァレー南部でピノ・ノワールの摘み取りを開始した。収穫はこれまでのところ傑出していて、収量は2016年よりやや多いという。
　収穫チームは朝日が昇るころ、グリーンアイランド・ヴィンヤードで収穫を始めた。最初のブドウは午前10時ごろ、ラザフォードのワイナリーに運ばれた。ワインメーカーのルドヴィック・デルヴァンは、恒例のスパークリングワインのサベラージュをして、収穫の開始を祝福した。
　2017ヴィンテージは、冬の雨が多く、温暖な夏に恵まれて8月最初の週の収穫となった。昼間は温かく、夜は冷え込んで、シャルドネとピノ・ノワールが最適な酸と、果実の香りを発展させた。7日はピノ・ノワール17トンを摘んだ。