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日本人が年間に飲むワインは1人4本

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 日本人の1人当たりのワイン消費量は4本に増えたことが、ワイン&スピリッツの国際見本市「ヴィネクスポ」(グザヴィエ・ド・エザギール会長)の調査でわかった。

 ヴィネクスポ事務局の委託を受けて、英国の市場調査会社IWSRが調査した。2008年は1人当たり2・3リットル(約3本)だったが、2012年は3リットル(4本)に増えた。2013年から2017年まの5年間でさらに増えて3・2リットル(約4・2本)になると予想される。1人当たりの消費量は、08年から17年までに、スティルワインとスパークリングワイン合わせて39・13%増える見通し。

 日本はアジア・太平洋地域で、中国、オーストラリアにに次ぐ3位のワイン消費市場。08年から12年の間に、消費量は30・95%と増加し、3459万ケース(4億1500万本相当)になった。赤ワインの消費が全体の3分の2(66%)をしめ、08年から12年の間に34・33%増加した。一方、スパークリングワインも31・97%と大きく伸びた。

 輸入ワイン消費量が07年から12年の間に約40%増加したのに対し、国産ワインの消費量の伸びは14・46%だった。最も多く消費された輸入ワインはフランスで、12年に日本で消費されたワインの5本に1本がフランス産となる。イタリア、チリ、スペイン、米国と続く。フランスは12・83%、イタリアは41・16%、チリは121・04%、スペインは103・58%、米国は32・60%の伸び。チリは日本消費市場の12・66%を占める。

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