ドメーヌ・モロー・ノーデ当主のステファンが死去

　シャブリの新世代生産者として注目を集めるドメーヌ・モロー・ノーデ当主のステファン・モロー・ノーデが亡くなった。

　英国の複数のマスター・オブ・ワインが伝えた。家族経営のモロー・ノーデは、1991年にステファン・モローが参画し、自家元詰めを増やした。2014年のルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランスで評価され、ドーヴィサとラヴノーに続く新世代として注目されていた。ビオロジック農法を採用。シャブリには珍しくすべてを手摘みで収穫をし、野生酵母でステンレスタンクと樽を併用して発酵。小樽と大樽を併用して熟成する。フランスの多くの星付きレストランで、オンリストされている。ドーヴィサとロワールのディディエ・ダギュノー、ナディ・フーコーらに傾倒し、印象的なラベルはダギュノーがデザインした。