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大坂なおみ、SAKEブランド「SOTO」に出資

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 フォーブスがまとめた世界で最も稼ぐ女子スポーツ選手ランキングのトップに立つテニスの大坂なおみが、米国マイアミにベースを置くプレミアムSAKEブランド「SOTO」に出資し、クリエイティブ・ディレクターに任命された。


フォーブスによると、大坂の年収は3740万ドルで、2位のセリーナ・ウィリアムズは3600万ドル。大坂は日清食品、日産自動車、資生堂、ANAを含むグローバルブランド15社と契約し、多額のスポンサー費用を得ている。ウィリアムズはスポンサー費用のほか、ヴェンチャー企業「セリーナ・ベンチャーズ」を設立して、スタートアップに出資している。

 

 新潟で生産されるSOTOは「プレミアム純米大吟醸」や「プレミアム純米」で知られる。「Super Premium Junmai Daiginjo」の720ml瓶は、米国の小売商で45ドル前後で販売されている。サンフランシスコ・インターナショナル・ワイン・チャレンジなどで受賞歴がある。北米やヨーロッパに展開している。北米では寿司や日本食ブームを受けてSAKEの人気が上昇している。

 

 大坂は「日本生まれの人間として、本物の日本的な産物に関わるのは光栄です」とコメントし、「メイド・イン・ジャパンの伝統的な日本酒というSOTOのステイタスが、私がブランドをサポートするもう1つの理由です」と語った。


 ブランドの共同創業者ビリー・メルニックは「ナオミのエレガントで穏やかな態度と、人生とキャリアに対する哲学的な見方が、SOTOに関わってほしいと思った理由」と語った。

 

 日本酒の国内消費は長期的に減少傾向にあるが、輸出は活況を呈している。米国がトップ輸出市場で、香港、中国、韓国と続く。業界団体の日本酒造組合中央会によると、2019年度の清酒輸出額は前年比5.3%増の約234億円で、10年連続で過去最高を更新した。


 ユーロモニター・インターナショナルの市場調査によると、2011年から2016年の間に米国のSAKE消費量は16%増加し、2500万リットル(約280万ケース)に達した。カリフォルニア、ニューヨーク、テキサスなど各州でSAKEの醸造業者も増加している
 

Instagram@sotosake

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