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ロバート・パーカーグリーン・エンブレム2022、16ワイナリーに授与

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 ロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイトが、サステイナビリティ(持続可能性)に力を入れるワイナリーをたたえる「ロバート・パーカー・グリーン・エンブレム」(Robert Parker Green Emblem)の2022年版を発表した。


 グリーン・エンブレムは昨年、サステナビリティのリーダー・パイオニアのワイナリーを評価する年間アワードとして始まった。除草剤や殺虫剤からの脱却、生物多様性の導入、カーボンニュートラルなど、様々な側面で努力し、生きた土壌とバランスのとれた生態系の実現に努めるワイナリーを選んでいる。


 2021年はドメーヌ・ルロワやカリフォルニアのリッジ・ヴィンヤーズなどが選ばれた。2022年には16のワイナリーが新たにロバート・パーカー・グリーンエンブレムを与えられた。


 気候変動に対応するオーストリアのマルクス・ラング、アグロフォレストリーを進めるボルドーのシャトー・シュヴァル・ブラン、ヨーロッパで初めてBコープ認証を取得したラングドックのシャトー・マリス、密植を進めるシャサーニュ・モンラッシェのドメーヌ・ヴァンサン・ダンセール、ビオディナミで耕作するジュラのジャン・フランソワ・ガヌヴァなどが含まれる。


 イタリアでは、シチリアのアリアンナ・オッキピンティ、トスカーナの国内最大のバイオダイナミック認証ワイナリーのアヴィニョネージ、カンヌビの畑をオーガニックに転換するエンリコ・ピラー・エ・フィグリの3ワイナリーが選ばれた。


 ポルトガルではエスポラン、ジュリア・ケンパー、スペインからはビオディナミのレカレド。南アフリカ初のカーボンニュートラルなバックスバーグ、慈善事業に取り組むワシントン州のヘッジス・ファミリー・エステート、オレゴンでバイオダイナミックを開拓するブリック・ハウス、パソロブレスの再生型有機農法のタブラス・クリークも含まれる。


 

バイオダイナミックに取り組み羊を放すタブラス・クリーク (C)Robert Parker Wine Advocate

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