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マスター・オブ・ワイン協会（IMW）は22日、デンマーク在住の初めてのマスター・オブ・ワインが誕生したと発表した。コペンハーゲン大学准教授のQian Janice Wang（銭ジャニス・ワン）MWで、「多感覚の味覚知覚と食行動」を研究している。
オックスフォード大学で実験心理学の博士号、MITでメディア芸術科学の修士号、カリフォルニア工科大学でコンピューター・サイエンスの学士号を取得している。大学対抗のブラインド・テイスティング大会で、オックスフォード大学をケンブリッジ大学に対して2度にわたり勝利に導いたことを誇りにしている。
2025年は2月に、Jit Hang Jackie Ang (シンガポール)、 Amanda Barnes (アルゼンチン)、Sarah Benson (英国)、Kathleen Van den Berghe (ベルギー)の4人の合格者が発表された。
ワイン業界で最難関資格となるMWは29か国で418人が活躍している。
MWの称号を取得するには、ワイン業界で最も厳格な試験に合格し、あらゆる側面で卓越した知識を証明しなければならない。試験は3つの要素から構成されている。理論と実技を第2段階の最後に受験し、第3段階の最後に研究論文（RP）を提出する。RPは科学、芸術、人文科学、社会科学のあらゆる分野からワイン関連のトピックを深く掘り下げる。
RPは調査、分析、コミュニケーションスキルを現役のMWが審査する難関の試験。だれでも利用規約に同意すれば、2015年から2025年までのRPがダウンロードできる。「シャンパン生産者がイギリスのスパークリングワイン販売の発展にどう対応すべきか」「開封したワインの鮮度を保つ方法」「ヴァルポリチェッラのペルゴラとVSP」など幅広いテーマのRPが網羅されている。
大橋健一MWが2015年に提出した「東京の高級寿司レストランのワインリスト：現状と変化の機会」もダウンロードできる。
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