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トリンバック12代目の醸造長ピエール・トリンバックが交通事故で死去

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 アルザスのメゾン・トリンバック12代目の醸造長兼技術責任者のピエール・トリンバックが31日、交通事故で亡くなった。70歳だった。


 ピエール・トリンバックは1956年の6月生まれ。ボーヌでBTS(栽培醸造上級技術者)を取得後、1979年に初ヴィンテージを醸造した。辛口でバランスがとれてピュアなワインという理想を掲げ、家業の成功に貢献した。販売担当の兄ジャンと共にドメーヌを経営し、13代目となる娘のアンヌとフレデリック、甥のジュリアン、姪のポーリーヌが支えた。


 トリンバック家は17世紀以来続くワイン造りの名門。リボーヴィレにメゾンを置いて、フレデリック・エミールとクロ・サンチューヌのリースリングで名声を確立した。クロ・サンテューヌの100周年記念の垂直試飲会は2024年11月にメゾンで開かれた。


 試飲会には世界中の評論家やテイスターが集まり、ピエールは「アルザスのワインメーカーなら誰もが夢見るテロワールです」と、1.67haの単一区画について語った。1626年にメゾンを創業したトリンバック家が約200年前に畑を購入し、初めて造られたのは1919年。その品質は13世紀から知られていた。


 メゾンは2023年に自社畑と購入するブドウについて有機認証を取得した。


 

スポーツマンでもあったピエール・トリンバック (C)Trimbach

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