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フランスの2018年ワイン生産量、前年を約3割上回る見通し

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 フランスの2018年のワイン生産量は、歴史的に少なかった2017年を27%上回る4600万-4800万ヘクトリットルに達するという予測を、農業省が発表した。

 2017年は霜害や雹害で1945年以来、最小の収穫の一つとなったが、農業省統計局によると、2018年は過去5年間の平均を7%上回り、2017年を27%上回る見通し。2018年も雹を伴う嵐による被害があり、6月の高温多湿が引き起こすミルデューも報告されたが、収穫量は持ち直す。猛暑により収穫は全体的に早まる見通し。

 ボルドーはコート・ド・ブール、ブライやペサック・レオニャンが雹害に見舞われたが、7月の干ばつによりブドウは順調に成熟している。

 シャンパーニュは8月中に収穫が始まる予定。ルイ・ロデレールのシェフ・ド・カーブ、ジャン・バティスト・レカイヨンは、2011年と同じ8月22-24日に収穫が始まりそうだとTwitterでつぶやいた。

 ブルゴーニュとボージョレは平年より3週間早く、生産量は11%増加する見通し。マコネとニュイ・サン・ジョルジュは雹を伴う嵐に見舞われた。シャブリは7月と8月が乾燥し、ブドウの成熟が進んでいない。

 アルザスは豊作で、2017年より10日早い収穫の見込み。ローヌは一部で花ぶるいが見られたが、夏の暑さにより収穫は平年より8-10日早い見込み。
8月6日にヴェレゾンがほぼ終了 Twitter@LouisRoederer_

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