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収穫まっただ中のブルゴーニュ・サントネイ村のドメーヌ・フルーロ・ラローズに9日、フランスを訪問中の皇太子さまが訪れた。畑の見学やワインの試飲をされて、昼食を楽しまれた。日仏友好160周年でフランスから招待されて公式訪問した皇太子さまの日程の中の1つで、久美子夫人が嫁いだ老舗ドメーヌを視察された。
ドメーヌ・フルーロ・ラローズは1872年創業の老舗。かつては、ドメーヌが購入した建物はかつてシャトー・ド・パスタンと呼ばれ、ロマネ・コンティが一時期、造られていた歴史を有する。久美子夫人はアルザスで当主のニコラ・フルーロと知り合って2003年に結婚し、2人の息子がいる。地上3階、地下2階建てのシャトーに暮らしながら、ワインを造っている。息子たちもワイン造りを継承する意欲を持っているという。
皇太子さまはまず、ニコラの案内でモノポールのサントネイ・プルミエクリュ・クロ・デュ・パスタンの畑を見学された。前日から収穫は中断していたので、よく熟したピノ・ノワールをご覧になり、サントネイの土壌について質問された。
歴史的なカーヴでは、2015ヴィンテージの4つのキュヴェを水平試飲。色合いや香りの違いを感じ取られた様子だったという。試飲したのは以下の4つ。
「Santenay 1er Cru Clos du Passe-temps Blanc」
「Chassagne Montrachet 1er Cru Abbaye de Morgeot」
「Chassagne Montrachet 1er Cru Clos de la Rocquemaure」
「Santenay 1er Cru Clos du Passe-temps Rouge」
その後、ドメーヌ内でランチをされ、ドメーヌのスタッフのサービスで、ブルゴーニュ料理とワインを楽しまれた。昼食会で供されたワインは以下の通り。
「Le Montrachet 2001 マグナム」
「Chassagne Montrachet 1er Cru Clos de la Rocquemaure 2007」
「Chassagne Montrachet 1er Cru Abbaye de Morgeot Rouge 2008 マグナム」
「Santenay 1er Cru Clos Rousseau 1982」
「 Ratafia de Bourgogne」
皇太子さまはスーツに薄紫のドレスシャツとポケットチーフを合わせたいでたち。久美子夫人は「ニコラは最初は緊張していましたが、昼食会のころには緊張もほぐれた様子でした。最後はサービス担当のスタッフに1人ずつお声がけされました。とても感動的でした。人生の中で最も心に残る思い出の一つとなりました」と話している。
ドメーヌの収穫は9月1日にスタート。7日夜に一時中断し、10日から再開した。白はすべて収穫が終わり、あと2日から2日半で、パスタンの赤を収穫して終わる。「量も質も上等で、楽しみな2018年です。糖度は例年に比べてほんの少し低めのようです。発酵は順調に進んでいます」と久美子夫人。
シャトー・ド・パスタンは、ロマネ・コンティが一時期造られていた歴史的な建物。サントネイに本拠を置くワイン商のデュボー・ブロシェ家が、1869年にロマネ・コンティを購入。当時のオーナーのジャック・マリー・デュヴォーは40年間にわたり、ブドウをサントネまで馬車で運び、自宅のシャトーでロマネ・コンティを瓶詰めし、保管していた。カーヴには、ワインを上の階に引き上げるためにくり抜いた穴や瓶を持ち上げるカゴのリフトなどが残っていて、長い時の流れが感じられる。
ドメーヌ・フルーロ・ラローズのワインは、サンティール、ラ・ヴィネが輸入し、レストラン「アピシウス」(東京・有楽町)で楽しめる。
ドメーヌ・フルーロ・ラローズは1872年創業の老舗。かつては、ドメーヌが購入した建物はかつてシャトー・ド・パスタンと呼ばれ、ロマネ・コンティが一時期、造られていた歴史を有する。久美子夫人はアルザスで当主のニコラ・フルーロと知り合って2003年に結婚し、2人の息子がいる。地上3階、地下2階建てのシャトーに暮らしながら、ワインを造っている。息子たちもワイン造りを継承する意欲を持っているという。
皇太子さまはまず、ニコラの案内でモノポールのサントネイ・プルミエクリュ・クロ・デュ・パスタンの畑を見学された。前日から収穫は中断していたので、よく熟したピノ・ノワールをご覧になり、サントネイの土壌について質問された。
歴史的なカーヴでは、2015ヴィンテージの4つのキュヴェを水平試飲。色合いや香りの違いを感じ取られた様子だったという。試飲したのは以下の4つ。
「Santenay 1er Cru Clos du Passe-temps Blanc」
「Chassagne Montrachet 1er Cru Abbaye de Morgeot」
「Chassagne Montrachet 1er Cru Clos de la Rocquemaure」
「Santenay 1er Cru Clos du Passe-temps Rouge」
その後、ドメーヌ内でランチをされ、ドメーヌのスタッフのサービスで、ブルゴーニュ料理とワインを楽しまれた。昼食会で供されたワインは以下の通り。
「Le Montrachet 2001 マグナム」
「Chassagne Montrachet 1er Cru Clos de la Rocquemaure 2007」
「Chassagne Montrachet 1er Cru Abbaye de Morgeot Rouge 2008 マグナム」
「Santenay 1er Cru Clos Rousseau 1982」
「 Ratafia de Bourgogne」
皇太子さまはスーツに薄紫のドレスシャツとポケットチーフを合わせたいでたち。久美子夫人は「ニコラは最初は緊張していましたが、昼食会のころには緊張もほぐれた様子でした。最後はサービス担当のスタッフに1人ずつお声がけされました。とても感動的でした。人生の中で最も心に残る思い出の一つとなりました」と話している。
ドメーヌの収穫は9月1日にスタート。7日夜に一時中断し、10日から再開した。白はすべて収穫が終わり、あと2日から2日半で、パスタンの赤を収穫して終わる。「量も質も上等で、楽しみな2018年です。糖度は例年に比べてほんの少し低めのようです。発酵は順調に進んでいます」と久美子夫人。
シャトー・ド・パスタンは、ロマネ・コンティが一時期造られていた歴史的な建物。サントネイに本拠を置くワイン商のデュボー・ブロシェ家が、1869年にロマネ・コンティを購入。当時のオーナーのジャック・マリー・デュヴォーは40年間にわたり、ブドウをサントネまで馬車で運び、自宅のシャトーでロマネ・コンティを瓶詰めし、保管していた。カーヴには、ワインを上の階に引き上げるためにくり抜いた穴や瓶を持ち上げるカゴのリフトなどが残っていて、長い時の流れが感じられる。
ドメーヌ・フルーロ・ラローズのワインは、サンティール、ラ・ヴィネが輸入し、レストラン「アピシウス」(東京・有楽町)で楽しめる。
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