- FREE
2025年に試飲した中から最も記憶に残る10本を紹介します。投稿した約950本のレビューを見直して、高いスコアを与えたワインではなく、強い印象を残したワインを選びました。記事化していない12月のワインは残念ながら含まれていません。飲んだ順に並べました。
「アルヌー・ラショー ヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ オー・レニョ 2019」(Arnoux-Lachaux Vosne-Romanee 1er Cru Aux Reignots 2019)
http://winereport.jp/archive/5132/
シャルル・ラショーがロマネ・サン・ヴィヴァン同様に愛するラ・ロマネ上部の区画。表土が薄くて冷涼。植栽密度は1万7000本。樹齢100年を超す0.18haの畑からわずか2樽。繊細さを秘めた集中力がある。エレガンスとパワーが一体化している。97点。
「ジャック・セロス アンボネイ ル・ブー・デュ・クロ レゼルヴ・プリヴェ 04」(Jacques Selosse Ambonnay Le Bout du Clos Reserve Privee 04)
https://www.winereport.jp/archive/5163/
RPは「Reserve Privee」の略。2004年に瓶詰めしたブー・デュ・クロのデビュー・ヴィンテージ。果実味が口中いっぱいに広がり、余韻に砕いたチョーク。透明感に包まれた、スパークリング・ミュジニーの趣。天ぷら清壽(築地)でシェアしていいだいた。99点
「ローズ・ド・ジャンヌ RDJ No.3」(Roses de Jeanne RDJ No.3)
https://www.winereport.jp/archive/5181/
セドリック・ブシャールがデータを明かしていない謎掛けキュヴェ。サテンのテクスチャー、黄桃のコンフィ、ブラッドオレンジ、マンゴ、ほのかなフェノールがグリップを与えている。レーザー・ビームのように直線的に伸びる。ブラン・ド・ノワールだろうか?。98点。
「ルイ・ロデレール クリスタル・ヴィノテック ロゼ 2004」(Louis Roederer Cristal Vinotheque Rose 2004)
https://www.winereport.jp/archive/5205/
オレンジオイル、シトラス、ドライ・ローズペタル、焼き立てのパン、生き生きした酸味、凝縮した果実のエキス、ワインのような味わいと多面性を備え、シャンパーニュを超越している。泡と果実味とフェノールが三次元でシームレスに調和している。99点。
「シャトー・パルメ 2015」(Chateau Palmer 2015)
https://www.winereport.jp/archive/5214/
芳醇で純粋、上品で優雅。ヴェルベッティなテクスチャー、上質なピノ・ノワールのようにセクシー。あらゆる要素が有機的に結びついて洗練されているビオディナミワイン。トマ・デュルーは「吐き出せない」と飲み込んでいた。同感した。98点。
「ソラリス 千曲川 シャルドネ メトッド・トラディッショネル ブリュット・ナチュール 2017」(Solaris Chikumagawa Chardonnay Methode Traditionnelle Brut Nature 2017)
https://www.winereport.jp/archive/5263/
ベースワインの純粋さと糖度と酸度のバランスの良さが伝わる。日本産スパークリングワインの最高水準。柑橘の皮、青りんご、プラム、生き生きした酸味、きめ細かいムース、ほのかにチョーキーでまろやか。60か月を超す瓶内熟成。これで7000円はありえない。90点。
「ラウル・ペレス ラ・ビスカイナ ラ・デル・ビボ ゴデーリョ 2022」(Raul Perez La Vizcaina La del Vivo 2022)
https://www.winereport.jp/archive/5295/
ニュー・スペインの旗手と呼ばれ、若い造り手に多大な影響を与える巨匠。ライムの皮、黄桃、オレンジオイル、ふくよかでチョーキーなテクスチャー。きめ細かい酸、骨格があり、クリスタル・クリアー。ほのかな塩気とうまみが長く広がる。95点。
「マックヘンリー・ホーネン アピアリー・ブロック シャルドネ 2024」(McHenry Hohnen Apiary Block Chardonnay 2024)
https://www.winereport.jp/archive/5397/
マーガレット・リヴァーの知られざるバイオダナミックの名手。レモンの皮、白桃、濡れた石、レーシーな酸味、清涼感があふれている。素晴らしいバランスで、透明感に包まれるフィニッシュ。亜硫酸無添加。95点。素晴らしいヴァリュー。
「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ ロマネ・コンティ 2022」 (Domaine de la Romanee-Conti Romanee-Conti 2022)
https://www.winereport.jp/archive/5401/
オベール・ド・ヴィレーヌが「1959年を想起させる」と評した伝説となるヴィンテージ。若いうちから訴えかけるエネルギーがある。ラズベリーがレッドチェリーに発展し、ルバーブ、アニス、バラの花弁。全房発酵のハーバルなタッチがうまみと甘い風味に進化する。99点。
「ラベントス・イ・ブラン マス・デル・セラル 2010」(Raventos I Blanc Mas del Serral 2010)
https://www.winereport.jp/archive/5438/
1952年に植えた単一畑のチャレッロとバルタルド・ネグレから。熟したライム、アプリコット、オレンジオイル、キレのある酸味、クリーミィでほのかにトースティ。クリュッグのヴィンテージを連想させるがより酸化的。潮っぽいミネラル感を帯びた長い余韻。96点。
購読申込のご案内はこちら
会員登録(有料)されると会員様だけの記事が購読ができます。
世界の旬なワイン情報が集まっているので情報収集の時間も短縮できます!