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マスター・オブ・ワイン、新たに4人が合格

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 英国のマスター・オブ・ワイン協会は6日、新たに合格した4人のマスター・オブ・ワインを発表した。世界最高峰のワイン資格保有者はこれで29か国356人となった。
 マスター・オブ・ワインは理論、実技、研究論文の審査をパスしなければならない。今回はロンドンから2人、パリ、サンフランシスコからそれぞれ1人が合格した。
 マーク・アンドリューMWは、ロンドンでワインバーとワイン雑誌を営む「ノーブル・ロット」の共同創設者。ワインバーは凝ったリストをそろえ、雑誌は挑戦的な企画記事を掲載している。研究論文は、ギリシャ・サントリーニ島の辛口アシルティコがロンドンの高級オントレード市場でいかに高級ワインとして認められたかをテーマにした。
 ジェレミー・クキエルマンMWはパリでワインショップやワインイベント企業、ワインスクールを経営し、コンサルタントも行っている。研究論文のテーマは、北部ローヌAOPの気候評価を通して見たエルミタージュの畑のシラーの展望。
 エマ・ドーソンMWは英国のスーパー「マークス&スペンサー」のバイヤー。ギリシャ、レバノン、イスラエル、ジョージア、日本、ブラジルなど知名度の低い産地のワインを導入している。研究論文のテーマは、レバノンワインが1990年に終結した内戦から25年間でいかに地域ワインとして台頭したか。
 デヴィッド・フォラーMWはサンフランシスコ在住。薬剤研究の分野で働きながら、ナパのワイナリーツアーやワインプログラムのコンサルタントを行っている。研究論文は、過去10年にわたるソノマとナパの畑作業での移民労働力の低下についての分析。
Mark Andrew MW
Jeremy Cukierman MW
Emma Dawson MW

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